「おさかなポスト」が教えてくれること 多摩川の生態系を守る山崎充哲
著者 | たけたに ちほみ 文 |
---|---|
ジャンル | 児童書 > よみもの > 中学年から |
シリーズ | 感動ノンフィクション |
出版年月日 | 2014/05/30 |
ISBN | 9784333026555 |
判型・ページ数 | 128ページ |
定価 | 1,650円(税込) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
神奈川県川崎市にある稲田公園。
その中に、いろいろな事情で飼えなくなってしまった魚たちを預かるための「おさかなポスト」と呼ばれる生けすがあります。
その管理をしているのが、「山ちゃん」こと山崎充哲さん。
捨てられた魚のために必死で働く山ちゃんとは、いったいどんな人なのでしょう。
そして「おさかなポスト」にこめた、ほんとうの願いとは――。山崎さんのこれまでの活動を追っていきます。
【ここがポイント】
・山崎さんの活動を通じて、多摩川の環境について考えることができます
・外来種問題についての理解が深まります
・川遊びの楽しさについて知ることができます
【編集者コメント】
山梨県の笠取山から羽田沖まで、1都2県30市町村にまたがり、全長138キロメートルの長さを誇る多摩川は、都会の住民にとって、自然や水辺の生きものとふれあえる貴重な場所となっています。
ですが、この多摩川は1980年代に下水道が整備されるまでは「死の川」と呼ばれ、汚染された水が流れる、生きものの住めない川として有名でした。
その後、どうやって多摩川に生きものたちが帰ってきたのか、そして今新たにどのような問題が起きているのか――。
「おさかなポスト」を通じて、生きものの命について、そして日本の川の未来について考えていただければと思います。